2009年12月06日

ただのスポーツであれ。

2010年ワールドカップ南アフリカ大会の組み合わせが決まりましたね。

組み合わせ結果の印象は、全体的に非常に良いと思う。
どこの組も楽に抜けられるとこがなく、おもしろい試合が増えそうだ。

大好きなオランダが日本と同組になってしまったのは複雑...
アルゼンチンも厳しい組でどうなるか...



さて、今大会予選の話題といえば、やはり フランス vs アイルランド の一件ですね。

あれはスポーツである以上、仕方のないこと。

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確かにアンリの手にボールは当たった。が、あれは “ハンド” ではない。
なぜなら審判が笛を吹かなかったから。
あんなの実際プレーしていればよくあることだ。

ただ、その舞台がとても大きかっただけ...

プロスポーツ選手なら、ましてや国の代表となれば、当然どんな形であれ勝利したい。
自分があの立場だったら審判に 「ハンドしました」 なんて言うだろうか。
それを 「卑怯だ」 とか、自国民までも 「国の恥だ」 などと。
アンリという、幾度となくフランスに勝利をもたらし、誰の目にも明らかな
世界最高レベルの選手に向けてだ。
“神の手” などと書かれているが、
アンリにとっちゃ一生付いて回る苦悩をもたらした “悪魔の手” だ。

もちろん対戦相手やファンは怒ればいい。
審判に詰め寄りアピールし、客席から叫びまくればいい。
試合後もギネスビール片手にパブで 「あの試合は勝っていた」 なんて語り、
後世まで語り継げばいいと思う。
自分もアイルランド人なら間違いなくそうするだろう。

ただ、それで十分じゃないか。

結果は出てしまった。

今後ビデオ判定の導入がどうなるか分かりませんが、
いちいち試合を止めて流れを壊してしまうことだけは止めてもらいたい。

いまは審判の見えないとこでいかに上手くやるかもテクニック。
それもスポーツ。

だからおもしろい。


「問題とされるべきはアンリのハンドではなく、
アイルランドのディフェンス陣がなぜボールをクリアできなかったかということだろう」
ロイ・キーン(元アイルランド代表キャプテン)


これがスポーツマン、格好いいじゃないか。



今回のように、首相や大統領が後になって公の場で言及し、国際問題にすべきようなものではない。

フットボールという世界最大のスポーツは、時に “スポーツ” の枠を超えて悲劇を招いてきた。

1970年メキシコ大会予選、
政治的に緊張関係にあったホンジュラスとエルサルバドルの両国は、試合後に戦争に発展。
1994年アメリカ大会南米予選、コロンビアvsアメリカの試合で、
オウンゴールを犯したコロンビア選手が帰国後に射殺される。

その他、幾度も繰り返されてきた暴動や政治的介入による多数の死傷者を出した事件。



ただのスポーツじゃねえか。

もっとふつうに熱くなれ、そして純粋に楽しめ!

いろんなアクシデントがあっても、勝敗が決まるのがスポーツ。
だからこそ生まれる感動のドラマ。





いずれにせよ、2010年ワールドカップ南アフリカ大会

また “スポーツ” として素敵なドラマが生まれることを期待したいものです。



ちなみに前回ドイツ大会を振り返ってみると、個人的ベストゴールは以下アルゼンチンの2ゴール!!
ジダンの事件ばかり話題になってあまりメディアにも取り上げられませんでしたが、
夜中に生で見てて鳥肌が立ちました。

歴史に残るスーパーゴールだと思うのは おれだけでしょうか...




 
Vamos!



ああ、待ち遠しい...




posted by kissi at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

感覚と自然のつながりを探求する芸術。

Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)
1967年、コペンハーゲン生まれのアイスランド人現代アーティスト

自然現象に大きな興味を抱き、色や形、光を駆使した作品の中で、
人間のあらゆる感覚に訴える表現を用いて、
人間や都市環境と“自然”との関係を探求している。

Studio Olafur Eliasson


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The Weather Project, London 2003                                           The New York City Waterfalls, NY 2008

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360° room for all colours, 2002

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Green River, 1998

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Beauty, 1993



都市生活の中で、自然が持つ驚きや自然に触れる喜びを忘れてはいないだろうか。

ただ、感覚は必ずそれを覚えている。

だって、人間だもの。





世界中の名立たる美術館から引っ張りだこの彼ですが、
現在、故郷の金沢21世紀美術館にて大規模な個展を開催中です。

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オラファー・エリアソン Your chance encounter 〜あなたが出会うとき〜

開館5周年記念展ということですが、
彼が21世紀美術館のコンセプトである「まちにひらかれた美術館」としての社会的機能に賛同し、
SANAA設計の特徴的な円形建築を活かした展示が実現しているということ。



幸い年末の帰省時もやってるので、これは見逃せません。

故郷がこういった文化芸術の舞台になることは、嬉しいではありませんか。

金沢にお住まいの方、ぜひ彼の世界を体験してみてはいかがでしょう。

posted by kissi at 17:40| Comment(2) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

Nippon made.

ニューヨークのように前衛的でもない

ロンドンのように奇抜でもない

ミラノやパリのように豪華でもない



ここは ニッポン



素材とディテールにこだわり抜き

感情にそっと寄り添うような

簡素でありながら本質的な “美” が生まれる国


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sacai by 阿部千登勢


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kolor by 阿部潤一


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visvim by 中村ヒロキ





ニッポンのものづくり精神が

長年培われた技術力と創造力を見事に融合させ

世界を驚かせることとなります


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TOKYO FIBER '09 SENSEWARE







過剰な消費社会のその先へ

ひとつひとつの “もの” が

より感情に近づいて...



新時代のものづくり大国 ニッポン




posted by kissi at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | Culture | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

Jaime Hayon.

Jaime Hayon ...   ステキすぎる揺れるハート

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Hayon Studio




Jaime Hayon(ハイメ・アジョン)

1974年、スペイン・マドリード生まれ
現代アーティスト、グラフィック/プロダクト/インテリアデザイナー


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彼には 「奇想天外」 「ファンタジー」 「少年」 といった表現がよく似合う。

頭の中どうなってんだろう?

やっぱ本物のアーティストって完全に自分の世界を持ってんだろうね。



ピカソ、ダリ、ガウディ、彼...

なぜかスペインのアートには強烈に惹き付けられるものがあります。

お国柄でしょうか、

個人的にツボです。



2009年の新作はリヤドロブティックにて
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Lovers Garden ¥283,500 !!!

お話になりません...



でも見るだけなら、新宿伊勢丹、カンペール表参道、トーヨーキッチン青山などで。





不況のおかげで、ファッションやデザインを始め、
社会全体が改めて 「シンプル」 「実用的」 「倫理的」 といった要素に価値を見出しています。


ただ、アートだけはそうあるべきでないと思うのです。

いつの時代も常に 「過剰」 であり 「空想的」 であり 「独創的」 であるべきだと。



いやー

いいなー




posted by kissi at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | Art | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

おお ジュリアン

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www.juliancasablancas.com



おお ジュリアン

なんてステキなんだ ジュリアン

『自由すぎた(笑)』 って、センスあり過ぎだ ジュリアン



ガレージ&ポップ&エレクトロ...

癖になる。

気だるく物憂げな声が 気だるく物憂げな気分に心地いい。



1. Out of the Blue


3. 11th Dimension


7. Glass




ストロークスのメンバーが集まんないから、
暇つぶしに適当にちゃちゃっと作って出したのかと思ってたけど...

ごめんなさい。

「ストロークスはどうなってんだ!」 って待ち焦がれてる世界中のファンも黙るような。



こりゃ今年のベストだ ジュリアン


posted by kissi at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

URBAN SPORTS - NIKE HARAJUKU

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2009.11.14(SAT)
原宿駅を出てすぐ、代々木公園に程近い場所に堂々とオープンするようです。
http://nikeharajuku.jp/blog/store.php



『ここから変わる』

そう言い切る自信も納得出来るほど、充実したストア。

個人的には、なんといっても3階に入る 「NIKE BOOT ROOM」
ロンドン旗艦店に続き、世界で2店舗目となるフットボール特化フロア!
世界のフットボールがより身近に。

そして、「NIKE iD STUDIO」
オンライン上のNIKE iDサービスが、リアルなシューズを手にとって楽しめる。
世界で1つだけのナイキシューズを。

もちろん、ランニングフロアも充実。
代々木公園と近い好立地もすばらしい戦略。





都市生活で忘れかけていたスポーツの喜び

都市生活と融合するスポーツの魅力



いざ、アーバン・スポーツ!



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posted by kissi at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | Daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

Oasis.

どうやら

今度こそ

本当におしまいのようですね。



かなしくて

惜しくて

でも意外に呆気なく

そして “らしさ” に少し微笑ましくもある

そんな最期です。



原因はただの兄弟喧嘩(笑)か、それとももっと深い確執があったのか。

それは当人たちしか分かりません。







1991年、スターに憧れたクレイジーな兄弟によって英国マンチェスターの片田舎で結成されたバンド。

「お前はクソだ!おれの方がビッグだ!」

という意地の張り合い、数々のしょーもない兄弟喧嘩と脱退劇を繰り返しながらも、

リアムのボーカル、ノエルの曲作りという

皮肉にも互いの個性が見事に重なった "Oasis" という存在で世界を席巻し、

時代を代表するモンスターバンドとなりました。





10年、20年、30年後くらいに...

若いもんたちに自慢してやろう。

「おれらの時代には、こんなにロックでクレイジーで、みんなを笑顔にさせるバンドがあったんだ」



現代のテクノロジーありがとう。

幾度も聴いた曲、幾度も見た映像は、

これからも何度でも味わえるから。




Some Might Say

Some might say, we will find a brighter day.

これぞオアシスサウンド!




Rock 'N' Roll Star

デビュー当時から 「おれはロックンロールスターだ!」 と叫んでいましたね。




Stop Crying Your Heart Out

Cause all of the stars have faded away.
Just try not to worry, You'll see them some day.
Just take what you need, And be on your way and
Stop crying your heart out.

詩、メロディ、PV、最高に切なくも美しい、珠玉のバラード。




Live Forever - Maine Road, 1996

消えていった偉大なスターたちに向けた リヴ・フォーエバー




Don't Look Back In Anger - Manchester City Stadium, 2005

言わずもがな、アンセム!!

決して消えることのない記憶




Champagne Supernova - Wembley, 2000

そして、シャンペン・スーパーノヴァ

バンドの隆盛期とノエル自身の不安定な時期
クスリで朦朧とした状態で生まれた詩

スターのような存在への憧憬と人生のはかなさ...

おかしな表現とよく分からない意味、本人たちの解釈も曖昧な
この一曲が、

最も彼らの姿を表しているように思えて。









今後はそれぞれソロ活動で音楽を続けていくようです。

間違いなく "Oasis" と比較され続けるでしょうが、それも運命。





とりあえず



ありがとう。





1991-2009

Oasis

God Bless, Live Forever.




posted by kissi at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

UPRISING −THE RESISTANCE−

MUSEファンよ 蜂起せよ!



オフィシャルサイトにあるように、

体の芯から揺さぶられるような凄まじいアルバム。

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『 THE RESISTANCE 』



何に対する抗戦か?

人類の未来、果ては宇宙までテーマにした物語。

これはロックか? オペラか?




Uprising Official Video



They will not force us
They will stop degrading us
They will not control us
We will be victorious



否定と苦闘から

肯定と前進へ



そして、次なる次元へ...





2010.1.12(Tue)

比類なきライヴ・バンドが

日本武道館のステージで

壮大な叙事詩を奏でる。

Tickets: creativeman


posted by kissi at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

ゆるゆる秋の文化祭。

koenjifest.jpg

koenjifes2009.jpg

こんなんあります。
詳細はリンクでとんでね。

「 ビッグネーム 」 と呼ばれる面子が、高円寺っぽくてウケる。

「 ゆるゆるな高円寺が熱くなる!! 」 って、絶対ゆるゆるだって。



土曜出勤だけども、夜から高円寺に集うものはおらんか〜?

泣く子はおらんか〜

祭りじゃ 祭りじゃ〜

posted by kissi at 14:20| Comment(2) | TrackBack(0) | Daily | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

声を上げてみること。

これまで政治に関して、自分の主張を述べたり話題に上ることはほとんどなかったが、
今回の選挙は自分にとっていろんな要素が重なり、
改めて考えてみる良い機会になった。

いまでも基本的にどの政党を支持するということではなく、
社会を動かす政治は 「時代時代の変化に対応すべきもの」 だと思っている。

そもそも、万人が満足する政治なんてありえないのだから、
選挙というシステムによって時代が必要とする政治のあり方を選択する権利が与えられる。

そういった意味で今回の選挙は、もちろん完璧な政策でないにしろ
政権交代という “変化” があった。

大切なポイントは、自分も含めて人々が

「あ、政治って変わるんだ」

と思えたこと。

実際に社会が変化するかしないかはこれからの話だし
大きな期待を抱いているわけではないが、

少なくとも変化のきっかけは人々の声によって生まれ得るんだ、と感じられたこと。





社会という大きな大きな存在に対して
たった1人の声などまったく届かないかもしれない。
でも、そうやってすべての人が黙っていたら...

それはもはや社会じゃない。

今年のはじめにも同じような想いを書いたが、
今回の選挙や、ある記事を読んでまた想うことがある。


COURRiER Japon 9月号の 「世界が見たNIPPON」 のトップに

“「声を取り戻した」日本の若者たち”

というニューヨークタイムズ紙の記事が掲載されていた。
原文:The New York Times

“素人の乱” という見覚えのある言葉が出てきたのもそのはず、
舞台はいま住んでいる東京・高円寺。

この庶民の街にいくつかある商店街の1つを奥に進んでいくと...
“素人の乱” という看板の掛かった店たちが点在している。
古着屋、リサイクルショップ、カフェなど... 営業形態は様々で前を通る時にいつも不思議に思っていたが、
ある共通点があったようだ。

世の中の矛盾に対して “騒ぎ” を起こす、“貧乏人たちの反乱” だそう。
おもしろいのは地域の人々と協力して、以前はシャッター商店街だったのを盛り上げている。
そして、雇用問題など現代の若者が直面する問題に対して集い、デモ活動を行っている。

デモ活動は欧米やアジアでも一般的なことだが、近年の日本ではあまり見られなかった。
しかし、景気悪化によるしわ寄せが若年層に向かう中で、

“学生運動の時代から半世紀、従順さが美徳とされてきた国で若者が声を取り戻しつつある”


と、記者にはそう見えたようだ。

決して当時の学生運動や世界各地にみるような暴動に発展するデモ活動は肯定できない。

が、社会にひたすら従順で何事にも無関心...

もはやそんな時代でないことは確かだ。





声を上げてみる。

小さな街の路地裏から発せられた人々の声なんか

大きな社会の前では何の意味も持たない かもしれない。

ただ、

誰かに届く かもしれない。

現に、こうしてある記者には届いている。 (皮肉にも自国のメディアじゃないが...)

また、この記者の書いた記事を読んだ誰かに届くかもしれない。

そうして、小さな声が大きな流れに変わるかもしれない。





大切なのは “声を上げてみること” だと思う。

これは政治や社会・環境など大きな問題に対してだけでなく、日常生活や仕事、人間関係でも。

答えなんてないんだから。

何が正しいなんて正直誰も判らない。



でも、人はそうやって試行錯誤しながら生きていき、

時代はそうやって変化していくんだろう と思う。




posted by kissi at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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