2013年06月11日

ボールピープル

ようやく手もとに届いた一冊の本。

昔からだいすきであこがれた雑誌『Number』の紀行ものを中心に、スポーツ写真や人物ポートレートなどを撮り続けてきた写真家・近藤篤さんが、ライフワークとして撮影してきた世界のあらゆる場所でサッカーに興じる人びとの風景を2年半かけてまとめた

“サッカーから世界を眺める” フォトブック。

心底、萌えました。宝物にします。



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なぜそこでもボールを蹴らなければならないのか?

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まぁいいんだけどね、どこでボールを蹴ったって。



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カトマンズの東のはずれで。

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ブラジルのビーチで。

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岩手県大槌町で。



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大切なのは、ボールから目をそらさないこと。

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ボールの向こうには見たことのない人々がいる。

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マサイ族のヘディングはまっすぐ上に飛ぶ。

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かわいい どうでもいい

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おっさんだってまだまだ現役。



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サッカーのことばっか話してる男の子は好きじゃない、と彼女は言う。

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だってぼくサッカーのことしか興味ないんだもん、と彼は言う。



『ボールピープル』
この星は、人とボールでできている。

posted by kissi at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

ただのスポーツであれ。

2010年ワールドカップ南アフリカ大会の組み合わせが決まりましたね。

組み合わせ結果の印象は、全体的に非常に良いと思う。
どこの組も楽に抜けられるとこがなく、おもしろい試合が増えそうだ。

大好きなオランダが日本と同組になってしまったのは複雑...
アルゼンチンも厳しい組でどうなるか...



さて、今大会予選の話題といえば、やはり フランス vs アイルランド の一件ですね。

あれはスポーツである以上、仕方のないこと。

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確かにアンリの手にボールは当たった。が、あれは “ハンド” ではない。
なぜなら審判が笛を吹かなかったから。
あんなの実際プレーしていればよくあることだ。

ただ、その舞台がとても大きかっただけ...

プロスポーツ選手なら、ましてや国の代表となれば、当然どんな形であれ勝利したい。
自分があの立場だったら審判に 「ハンドしました」 なんて言うだろうか。
それを 「卑怯だ」 とか、自国民までも 「国の恥だ」 などと。
アンリという、幾度となくフランスに勝利をもたらし、誰の目にも明らかな
世界最高レベルの選手に向けてだ。
“神の手” などと書かれているが、
アンリにとっちゃ一生付いて回る苦悩をもたらした “悪魔の手” だ。

もちろん対戦相手やファンは怒ればいい。
審判に詰め寄りアピールし、客席から叫びまくればいい。
試合後もギネスビール片手にパブで 「あの試合は勝っていた」 なんて語り、
後世まで語り継げばいいと思う。
自分もアイルランド人なら間違いなくそうするだろう。

ただ、それで十分じゃないか。

結果は出てしまった。

今後ビデオ判定の導入がどうなるか分かりませんが、
いちいち試合を止めて流れを壊してしまうことだけは止めてもらいたい。

いまは審判の見えないとこでいかに上手くやるかもテクニック。
それもスポーツ。

だからおもしろい。


「問題とされるべきはアンリのハンドではなく、
アイルランドのディフェンス陣がなぜボールをクリアできなかったかということだろう」
ロイ・キーン(元アイルランド代表キャプテン)


これがスポーツマン、格好いいじゃないか。



今回のように、首相や大統領が後になって公の場で言及し、国際問題にすべきようなものではない。

フットボールという世界最大のスポーツは、時に “スポーツ” の枠を超えて悲劇を招いてきた。

1970年メキシコ大会予選、
政治的に緊張関係にあったホンジュラスとエルサルバドルの両国は、試合後に戦争に発展。
1994年アメリカ大会南米予選、コロンビアvsアメリカの試合で、
オウンゴールを犯したコロンビア選手が帰国後に射殺される。

その他、幾度も繰り返されてきた暴動や政治的介入による多数の死傷者を出した事件。



ただのスポーツじゃねえか。

もっとふつうに熱くなれ、そして純粋に楽しめ!

いろんなアクシデントがあっても、勝敗が決まるのがスポーツ。
だからこそ生まれる感動のドラマ。





いずれにせよ、2010年ワールドカップ南アフリカ大会

また “スポーツ” として素敵なドラマが生まれることを期待したいものです。



ちなみに前回ドイツ大会を振り返ってみると、個人的ベストゴールは以下アルゼンチンの2ゴール!!
ジダンの事件ばかり話題になってあまりメディアにも取り上げられませんでしたが、
夜中に生で見てて鳥肌が立ちました。

歴史に残るスーパーゴールだと思うのは おれだけでしょうか...




 
Vamos!



ああ、待ち遠しい...




posted by kissi at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

The Best of the best 〜ローマの結実〜

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UEFA CHAMPIONS LEAGUE - ROMA FINALE 2009
FC BARCELONA vs MANCHESTER UNITED

世界最高の大会ファイナル。
世界最高レベルの選手たちが集まった、世界最高と呼べる2チームの決戦。

まさに最高のカード。





イスタンブールの奇跡、カンプノウの奇跡など、
チャンピオンズリーグ決勝の歴史的名勝負には、“奇跡” と称されるものもある。

ただ、2009年ローマ・オリンピコでの歴史的名勝負は “奇跡” なんかではない。



“結実”

バルセロナというクラブのフットボールが実を結んだのだ。
それも完璧なかたちで。



もちろん各個人の実力が優れていることもあるが、
それはマンUも同じ。

最高の選手たちが集まった試合で、勝敗を分けるのはチームのスタイルと完成度。

優れた選手を集めて1つのチームとしてまとめ上げることでは、ファーガソン監督が世界一かもしれない。

ただ、そんな相手に対して、チームの一貫したスタイルに適応出来る優れた選手のみを集め育成する、
バルセロナというクラブが長い年月をかけて築き上げてきたチームは、
“クラブ史上最高” と呼ばれる選手たちによって、大舞台で完璧なまでのパフォーマンスを見せた。

まるで 「これがバルセロナのスタイルだよ」 と、
若い選手たちに向けて丁寧に模範プレーを披露しているかのようだった。


身長170cm前後の小さな選手たちが、屈強なDF陣を相手にリズミカルにパスを回し、常に試合を制する。

そう、パスを完璧に回すことが出来れば、試合は確実に自分たちのものとなる。

観客をわくわくさせ、自分たちもプレーを楽しむフットボール。

“強さ” より “巧さ” が勝るのだ。

だからフットボールはおもしろい。

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マンUの選手たちやファン、関係者や専門家も含め、
この試合が “ローマの悲劇” などと呼ばれることはないだろう。

相手は疲れ、呆れ、ため息をついた後に
「負けました」 と、さわやかに認めるしかないような...

それほどまでに、今回のバルセロナのパフォーマンスは秀でていた。


フットボールの歴史に、また語り継がれる名勝負が生まれた。



オメデトウ バルセロナ
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posted by kissi at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Football | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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