2010年09月20日

偶然のつながりと、遠くで生まれる音楽と、喜びと。 [The Echelon Effect]

Twitter や SNS をはじめとしたメディアのおかげで、
当たり前のように見ず知らずの人と “つながる” ことができる時代。

ただ、自分としては正直まだ “戦略的” にそうしたツールを利用しようと思うまでに至らず、
ゆったりと既存のつながりの中で楽しんだり日々の情報収集に利用している程度です。

今のところ、ビジネスにこうしたツールを活用する立場でもないので、
一応時代の流れだけは把握しておこうと思う限りなのですが、

中には、すてきな偶然の “つながり” もありました。



Twitter に登録した当初、とりあえずフォローしたのは好きなアーティストやニュースサイトだけ。
そしてほとんど何もつぶやかずしばらくが過ぎたころ、いつの間にかフォローされていたのが

The Echelon Effect さんでした。
1204702337-1.jpg

ページを確認した瞬間に、「お、これはいい出逢いだ」 と。

UK で活動するポストロック、エレクトロニカ、アンビエント系のアーティスト。

デジタル時代ならではの、ネット上での作品配信。

Radiohead の In Rainbows でも話題になった
“無料でダウンロード可能な配信スタイル(正確には、ファンが自分で価格を決められるシステム)”。

そして、やっぱりUKの匂いがする、静かで美しく、心に染みてくるようなサウンド。

日本の音楽文化とは明らかに異なる、遠くで生まれる音の魅力。











こういう偶然の “つながり” からすてきな音楽に出逢うというのも、うれしいものです。

このブログを見てくれている人の中にもこれ系の音が好きな人がいると確信しておりますので、
シェアさせていただきます。

よくよく見てみると、Sigur Ros のスタジオで収録しているアルバムもあるみたいです。
なるほど、そりゃ自分に響くわけだ。



落ち着いてくつろいだ時間に聴いてみてください。
そして、感想を聞かせてください。

もし心地いいと感じたなら、The Echelon Effect さんをフォローしてみてはいかが?


彼に送ったメッセージ:
「あなたのサウンド好きです。日本でCDは購入できるの?応援してますよ。」

彼の返答:
「まだ日本では売ってないんだ。でも準備してるところだよ。聴いてくれてありがとう :)」

:) ←この海外ならではの顔文字もひさしぶりに心温まるものがあります。


もちろん無料でダウンロードできるのは知っていますが、
昔から好きなものはカタチで残したい派でもあるし、彼を応援したい気持ちもあります。


ソーシャルメディアが発達し、こうしたアーティストたちの作品を発信するスタイルが広まれば、
各アーティスト個人が自分のページで作品を発表し、ファンが自分で価格を決めてダウンロードする。
そして、個人に広告が付き活動がサポートされる、なんていうモデルも大いにあり得る時代ですね。
大手レコード会社や事務所に搾取され、活動が制限される必要もなくなるのかもしれません。


音楽も、ショップで購入するものではなく、“つながる” 時代なのかもしれませんね。


Sharing the good music :)

posted by kissi at 02:35| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

夏の匂いと久石譲。

夏の匂いがしてきた。



久石譲のピアノが聴きたくなる。





ちっさい頃からピアノの音色が好きだった。

親はピアノを習わせたかったらしく電子ピアノが買い与えられていたが、
とにかく外で遊びたかった幼少時代にあまり触れることはなかった。
でも寝る時に、自動演奏のピアノ曲を流しながら眠りについていたのは覚えている。

携帯を持ってからは、毎年決まって梅雨が明けたくらいに、あるピアノ曲に着信音を変えていた。
まるで習慣のように、その時期が訪れると思い出すのだ。
急いで電話に出る必要のないあの頃は、しばらくメロディーを聴いてから出たものだ。

いまでは 自分にピアノが弾けたらなぁ と心から思う。





自分の中で、ピアノといえば久石譲だ。
ピアノの音の違いなんてさっぱり判らないのに、彼の音楽は一番心に染み入ってくる。

なんでだろう。
日本人だから?
ジブリとか北野映画が好きだから?

久石譲の音楽はどのように生まれるのだろう。

以前、R25のインタビュー記事に彼の話が載っていた。



「基本的に感性は信用しない」

「新しい恋や、刺激的な体験によって内面から音楽が湧き上がるのならば、
 逆にいうと、そういうものがない限り新しい音楽はつくれないことになる」

「音楽っていうのは、96%まで技術です。やりたいものがあってもそれをかたちにするには
 徹底した技術力が必要です。それは日々の努力で確実に身につく」

「技術を背景に、頭の中で分析してつくる。
 ギリギリまで理論で押し通し、最後の最後、曲が曲として完成するときには、
 ”1+1=2” にならない部分が出てくるんです。だから、芸術なんですよね」

R25 2009.09.17 Vol.251



音楽家というのは、いわゆる “天才” かとばかり思っていたが、そうではないらしい。
そういえば分野は違えど、イチローも本田圭祐も同じようなこと言ってたな。

久石譲の音楽は、彼の長年培った “技術” によって生み出される。
つまり、本当の “プロフェッショナル” なのだ。





しばらくピアノなんて聴いてないなーという方に向けて
独断で 「久石譲 ピアノ名曲ランキング」 を選んだので、
忙しい毎日の中でたまにはくつろぎながら聴いてみてほしい。

※あくまでも原曲がピアノ主体の作品で、ジブリの超名曲ピアノver的なやつは外しましたので、ジブリファンの皆様ご了承ください



≪久石譲 ピアノ名曲ランキング BEST10!≫


第10位: Oriental Wind ―CM「サントリー伊右衛門」より YouTube試聴

第9位: 鳥の人 ―映画「風の谷のナウシカ」より YouTube試聴

第8位: Feel ―映画「Dolls」より YouTube試聴

第7位: 帰らざる日々 ―映画「紅の豚」より YouTube試聴

第6位: 旅情  YouTube試聴

第5位: あの夏へ ―映画「千と千尋の神隠し」より YouTube試聴

第4位: Asian Dream Song  YouTube試聴

第3位: アシタカとサン ―映画「もののけ姫」より YouTube試聴

第2位: 銀河鉄道の夜



第1位: Summer ―映画「菊次郎の夏」より






第1位は、誰がなんと言おうと自分の中でこの曲。

この曲は自分にとって “リマインダー” のようなもの。

忘れかけていた大切なこと、風景、時間を思い出させてくれる。

コメント欄のように、この曲は多くの人の心にそれぞれの風景を描いてくれるはずだ。

いまの小中学生くらいの子供たちが大きくなってこの曲を聴いたとき、

大切な夏の風景が心に浮かぶような社会であり続けてほしいな と心から思う。





自分はというと、残念なことにいま携帯の着信音を "Summer" にゃできないし、
今年の夏は田舎に帰れるかもまだわからない...





でも

今年の夏も

久石譲のピアノでも聴きながら

今年は今年の夏を感じようと思う。

そして、またいつかの夏に思い出すのかもしれない。





あー



夏だ。

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2010年03月31日

FOREVER YOUNG, BOB DYLAN.

2010.3.28 ZEPP TOKYO

拍手と歓声が沸き起こった後にライトアップされたステージ、

そこに、ボブ・ディランがいた。



齢68 という彼の姿は、

Dylan1.jpg
こんなでも


Dylan2.jpg
こんなでも


Dylan3.jpg
こんなでもなく



歳相応に中肉中背で、頭には白いハット、

いかにもアメリカン紳士風な出で立ちの、

穏やかなおじさんだった。



おそらく、自分がこれまで生きてきてこの目で見た人物の中で、

最も多くの人々に影響を与えた人物だと思う。

マイケル・ジャクソンが亡くなった音楽界で、

“生ける伝説” と呼べる数少ないアーティストだろう。



もし自分がディランと同じ時代を生きてきていたら

その姿を目にしただけでも強い衝撃があったんだと思うが、

現在の穏やかな風貌だけ見ると、そんな人物だとは判断できない。



そんなことを感じたすぐ後、彼の第一声。

いくつもの時代を見て、多くの人々の声を聴き、そして多くの人々に声を届けてきた人物の

かすかにしわがれた穏やかなその声は、

現代を生きる自分にもその存在の大きさを伝えるに十分だった。

当時は “カリスマ” という表現がぴったりだったのかもしれないが、

そんなとんがった感じより、もっと大きくてあったかいものだった。



フォークとかロックとか分からないし彼の音楽を語れるほどの知識もないし、

原曲がアレンジされまくっててほとんどどの曲か判断できもしなかったが、

言うまでもなく すばらしいライブだった。

歌が上手いとか下手だとか、そんな次元のアーティストではないんだなと。



アンコールの 「ライク・ア・ローリング・ストーン」

そして、なんといっても最後の最後に 「風に吹かれて」



原曲や上のYouTube映像の時代ともまた違ったアレンジで、

当時のように社会や体制に対するプロテストソングとしてではなく

楽しみながら穏やかに語りかけるように歌っていた。

時代は変わっても 答えは風の中にあると...

決められた答えじゃなく その人なりの答えが、

見つけようという意志さえあれば 必ず風の中にあると、 自由にやれよと...

そんな感じがして やっぱり嬉しかった。 涙が出た。



ひとつ心残りとしては、29日の日本最終日に 「フォーエバー・ヤング」 をやったようで、

ほんとうに聴きたかった...


“あなたがいつも幸せでありますように

  あなたの願いがすべて叶いますように

  いつまでも素敵なあなたでありますように

  いつまでも純粋でそのままのあなたでありますように”



ライブに行って、もっとディランを聴きたくなった。



ちなみにディランを語らせるなら外せない(らしい) みうらじゅん氏の言葉 - Wikipediaより

『もしディランのアルバムをどれか一枚聴こうと思うなら、
  ディランが今の自分と同い歳の時に作ったアルバムを聴け』

らしいです(笑)



FOREVER YOUNG, BOB DYLAN.

いつまでも ディランとその音楽が 色褪せず

すばらしいものであり続けますように...


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2010年02月10日

Radiohead for Haiti

Radiohead は In Rainbows の発表以後、

本当にアーティストとして、人間として、

新たな要素を見出しはじめている。





2010.1.24
The Music Box Theatre at the Fonda, LA
Radiohead - Benefit Concert for Haiti



ハイチ大地震から10日後の1月22日、
彼らの公式HPに突然、2日後にLAでライブを行うという告知があった。

事前のメディアへの予告はまったくなく、
ただ突然告げられたそうだ。

会場キャパはわずか1300人のライブハウス。
チケットは指定のサイトからオークション方式でのみ購入可能。
なぜオークションか? と問われる前に、彼らの方から
「出来るだけ多くのお金を集めたいからオークションにするよ」 と明言している。
最低落札価格が475ドル(約4万3千円)...
売上金はすべてハイチ支援のためOxfamに寄付される。

他のアーティストやハリウッド俳優なども訪れたこの一夜限りのイベントで集まった金額は、
572,754ドル(約5200万円)...
およそ日本政府の支援金の10分の1になる。



The Bends




2008年の来日ライブでも同じような感情を抱いた。

彼らは決して、何か社会に大きな変革をもたらそうと思っているわけではない。

ただ、 “自分たちに何が出来るか” を常に考えている。

そして、実験的に社会に発信する。

そういった試みは、インターネットを通して世界中に広まる。



経済低迷のマイナス状況と並行して、

“人のつながり” が生み出す新たな試みが、

世界中の至るところで芽吹いてきているようだ。

ハイチ支援Twitter募金
ハイチ支援チャリティ・ファッションショー
Flash Mob for Haiti
We Are The World 25 For Haiti










あなたにとって最も印象深い曲は何ですか? と問われれば、

Fake Plastic Trees を挙げる。



トムが感じた社会への “憂い” から生まれたこの曲...

ロンドンという都市の急激な近代化に伴う変貌と、
自らの音楽活動が巻き込まれていった商業主義の波。

どうしようもない心の叫び





その当時から、時代とともに彼らの中での解釈も変わってきているのかもしれない。

Fake Plastic Trees



演出をせず、シンプルに歌われた今回のライブ。


" If I could be who you wanted, if I could be who you wanted,
   All the time, all the time. Oh, oh... "

“ 君が望むような人間になれたなら... いつも君の望むような人であれたなら... ”



憂うのではなく、

その先にある自らの在り方を模索しながら。



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2010年01月14日

武道館じゃ狭すぎる。

あー 疲れた。

年初から腰痛めちまった...





2010.1.12 MUSE Live at 日本武道館
muse-budokan1.jpg

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YouTube にアップしてくれる人って、こんな中でよく録れるなー

アリーナの前の方で、ずっとこんなんだから

おじさん腰やられちまった。



日本人向けサービス(笑)




2010年最初にして、おそらく今年のベストじゃないかというくらいの
文句の付けようがない圧巻のライヴでした。

演奏、声、ステージ演出、ファンのノリ...



強いて言うとすれば、

「 武道館じゃ 狭すぎる 」

ってことだけ。



やっぱ 彼らにはこれくらいのステージを用意しないと。





よく比較にクイーンが出てくるけど、

世界観だけなら超えちゃったかもね。



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2009年11月18日

おお ジュリアン

julianj.jpg

julianl.jpg

juliant.jpg
www.juliancasablancas.com



おお ジュリアン

なんてステキなんだ ジュリアン

『自由すぎた(笑)』 って、センスあり過ぎだ ジュリアン



ガレージ&ポップ&エレクトロ...

癖になる。

気だるく物憂げな声が 気だるく物憂げな気分に心地いい。



1. Out of the Blue


3. 11th Dimension


7. Glass




ストロークスのメンバーが集まんないから、
暇つぶしに適当にちゃちゃっと作って出したのかと思ってたけど...

ごめんなさい。

「ストロークスはどうなってんだ!」 って待ち焦がれてる世界中のファンも黙るような。



こりゃ今年のベストだ ジュリアン


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2009年10月29日

Oasis.

どうやら

今度こそ

本当におしまいのようですね。



かなしくて

惜しくて

でも意外に呆気なく

そして “らしさ” に少し微笑ましくもある

そんな最期です。



原因はただの兄弟喧嘩(笑)か、それとももっと深い確執があったのか。

それは当人たちしか分かりません。







1991年、スターに憧れたクレイジーな兄弟によって英国マンチェスターの片田舎で結成されたバンド。

「お前はクソだ!おれの方がビッグだ!」

という意地の張り合い、数々のしょーもない兄弟喧嘩と脱退劇を繰り返しながらも、

リアムのボーカル、ノエルの曲作りという

皮肉にも互いの個性が見事に重なった "Oasis" という存在で世界を席巻し、

時代を代表するモンスターバンドとなりました。





10年、20年、30年後くらいに...

若いもんたちに自慢してやろう。

「おれらの時代には、こんなにロックでクレイジーで、みんなを笑顔にさせるバンドがあったんだ」



現代のテクノロジーありがとう。

幾度も聴いた曲、幾度も見た映像は、

これからも何度でも味わえるから。




Some Might Say

Some might say, we will find a brighter day.

これぞオアシスサウンド!




Rock 'N' Roll Star

デビュー当時から 「おれはロックンロールスターだ!」 と叫んでいましたね。




Stop Crying Your Heart Out

Cause all of the stars have faded away.
Just try not to worry, You'll see them some day.
Just take what you need, And be on your way and
Stop crying your heart out.

詩、メロディ、PV、最高に切なくも美しい、珠玉のバラード。




Live Forever - Maine Road, 1996

消えていった偉大なスターたちに向けた リヴ・フォーエバー




Don't Look Back In Anger - Manchester City Stadium, 2005

言わずもがな、アンセム!!

決して消えることのない記憶




Champagne Supernova - Wembley, 2000

そして、シャンペン・スーパーノヴァ

バンドの隆盛期とノエル自身の不安定な時期
クスリで朦朧とした状態で生まれた詩

スターのような存在への憧憬と人生のはかなさ...

おかしな表現とよく分からない意味、本人たちの解釈も曖昧な
この一曲が、

最も彼らの姿を表しているように思えて。









今後はそれぞれソロ活動で音楽を続けていくようです。

間違いなく "Oasis" と比較され続けるでしょうが、それも運命。





とりあえず



ありがとう。





1991-2009

Oasis

God Bless, Live Forever.




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2009年10月27日

UPRISING −THE RESISTANCE−

MUSEファンよ 蜂起せよ!



オフィシャルサイトにあるように、

体の芯から揺さぶられるような凄まじいアルバム。

resistance.jpg

『 THE RESISTANCE 』



何に対する抗戦か?

人類の未来、果ては宇宙までテーマにした物語。

これはロックか? オペラか?




Uprising Official Video



They will not force us
They will stop degrading us
They will not control us
We will be victorious



否定と苦闘から

肯定と前進へ



そして、次なる次元へ...





2010.1.12(Tue)

比類なきライヴ・バンドが

日本武道館のステージで

壮大な叙事詩を奏でる。

Tickets: creativeman


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2009年08月20日

ジャパニーズヒッピーガール、世界へ

彼女は、あるシンガーに憧れた。

そのシンガーの歌声は、当時の社会制度や戦争に反対し、愛と平和を訴える人々の心に強く響いたという。



彼女もいま歌を歌っている。

力を込めて、魂を込めて。

歌う時の衣装は自然と、愛と平和を訴えた人々たちのパワーを身にまとうようになった。

その歌声は、彼女が生まれた日本の人々の心に強く響いた。





彼女は25歳になった。

そして、2009年8月15日、

彼女は、27歳にしてこの世を去った憧れのシンガーが40年前に見たウッドストックの舞台から

同じ景色を見た。

彼女は彼女のように歌った。魂を込めて。

その歌声は、人々に強く響いた。

時代は違えど、文化は違えど、強く響いた。

News: http://www.youtube.com/watch?v=rgW_EtLKw-o
woodstock.jpg
BARKS: http://www.barks.jp/news/?id=1000052047





彼女は、これからも愛と平和を力強く表現してくれると思う。

類稀な歌声で。

笑顔で、やさしい気持ちで。





Fly Superfly !!



posted by kissi at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

Hoppipolla ― Poppiholla

"Hoppipolla"

水たまりへ跳び込んで

また立ち上がる勇気





Hoppipolla という曲に出逢ったのは、2005年7月9日。

忘れもしない7月7日、ロンドン同時爆破テロの悲劇からわずか2日後、

テロに屈せず日常を取り戻そうという人々の勇気と力強さを肌で感じながら、

多くの花束に包まれて平常通り運行していたリバプールSt駅から

スコットランド・グラスゴーでの Sigur Ros のライブに向かったのを覚えている。



「Takk...」 というアルバムが世に出る少し前、

ライブで初めてこの Hoppipolla を聴いた時

「この曲は自分にとって特別な一曲になる」 と確信した。

涙が止まらなかった。

拍手が鳴り止まなかった。

それまでの Sigur Ros にないような

勇気、希望、喜びが前面に表現された 「Takk...(ありがとう)」 というアルバムは、

いまでも世界で一番美しい作品のひとつだと思っている。



人と人との間に確実に存在する絶望を知った後、

人と人とを確かにつなげる喜び、希望に触れることが出来た。



Hoppipolla - Sigur Ros


Hoppipolla (Live at Lowlands 2008)


takk.jpg







昨日、ラジオから Hoppipolla が流れてきた、と思いきや

少し曲調が違う。

早速調べてみると、

Chicane というアーティストが Hoppipolla をリメイクした


"Poppiholla" という曲だった。


タイトルの h と p を入れ換えただけという、わかりやすさ。

クラブ系では世界的に有名なアーティストで、聖地イビサ島でも活躍しているらしい。



そして、

この Poppiholla が、これまたイイ。

PVでは人種問題や、その先にある人としての希望が描写されているようだが、



それより何より、

軽やかにはずむようで、明るく楽しくて、

夏に合う。

これからの季節、世界のクラブでかかるのかな?

ジャンルは違えど、同じ感性でつながるアーティストたちの作品に触れられることは、

どちらが好き嫌いということではなく

嬉しい。



Poppiholla - Chicane


Poppiholla (Original Mix)


poppiholla.jpg







有名な曲を同じような曲調でカバーして売れようとするアーティストをアーティストと呼びたくはないが、
まったく違うジャンルでもオリジナルに敬意を表して独自に発信される作品は、
双方のアーティストや音楽ファンにとって、時に良い効果を生み出すかもしれない。

例えば、Poppiholla という曲をクラブで初めて聴いた人が

「ステキな曲だな」 と感じ、

まったく違うジャンルのオリジナルの世界観に触れる。



そこでその人が何を感じるかはわからないが、

少しでも “喜び” が広がればいいのにな と思う。

アイスランドでも、イビサでも、日本でも、どこでも...



すべての人の喜び

それが音楽の本質だと思うから。


posted by kissi at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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